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J-GLOBAL ID:201002218480397248   整理番号:10A0675701

系統的温度急冷時非イオンマイクロエマルション含有塩素化油中の油相核形成

Nucleation of an Oil Phase in a Nonionic Microemulsion-Containing Chlorinated Oil upon Systematic Temperature Quench
著者 (2件):
資料名:
巻: 114  号: 23  ページ: 7769-7776  発行年: 2010年06月17日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マイクロエマルションは主に界面活性剤,水及び油からなる多成分系であって,長さ規模1~100μmで変化する微小構造からなる熱力学的に安定な等方的透明溶液である。ペンタオキシエチレングリコールドデシルエーテル,水及び1-クロロテトラデカンかなる非イオンモデルマイクロエマルションを調製した。系の相図の不安定領域中20.4から15.3°Cにおいてこの系は1.0°C毎に系統的温度急冷(平衡からの摂動)を受ける。各急冷温度で系の新しい平衡への途中で系の混濁度(液滴の体積分率が0.02と0.08)と流体力学的半径Rh(液滴体積分率0.02に対して)の変化を測定した。乳化しない境界以下ちょうどの小さい系統的温度急冷について,混濁度は減少し,一定を維持して微小構造における迅速変化を指示した。温度の更なる降下はマイクロエマルション滴から過剰油を排除するため混濁度と光散乱が時間の関数として急激に増加する不安定領域に系をもたらす。新しく形成した高濃度油滴は時間の関数でサイズが成長する。これらの観測はマイクロエマルション液滴と大きな高濃度油滴の共存する新平衡への途中である狭いが観測可能準安定領域の存在を指示する。マイクロエマルションが準安定である領域は極めて狭く,濃度依存性である。準安定領域の存在は界面活性剤薄膜の曲率自由エネルギーに関連した大きな高濃度油滴生成に対する自由エネルギー障壁の存在に帰すことができる。単分散球状液滴を仮定したモデルを用い,混濁度-時間曲線は半径-時間曲線に変換される。得た結果は流体力学的半径の結果と良く一致している。両タイプの測定から観測した平均半径は準安定領域で減少する。偏心とサイズ多分散性が観測した半径に及ぼす影響に関する計算を行うことによってマイクロエマルション液滴の分布が準安定領域で一層均一になることを示した。
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