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J-GLOBAL ID:201002218500478568   整理番号:10A0965261

ヒトCD133誘導骨髄間質細胞は免疫不全マウスにおいて異所的な造血ミクロ環境を確立する

Human CD133-derived bone marrow stromal cells establish ectopic hematopoietic microenvironments in immunodeficient mice
著者 (2件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 212-218  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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培養接着性骨髄間質細胞(BMSC)は免疫不全マウスにおいて異所的造血ミクロ環境(HME)を作ることが出来る。しかし,造血を支えるBMSCを誘導する天然骨髄幹/前駆細胞の細胞表面表現型はまだ詳しく確定されていない。最近,著者らは胚,胎児および成人幹細胞によって表現されるエピトープであるプロミニン-1(CD133)に対する磁気細胞選別によりヒトBMSC様細胞(CD133BMSC)が誘導されることを報告した。本著ではCD133BMSCが異所的なHMEを作ることが出来ることを証明する。選別されたCD133陽性細胞から誘導された培養接着CD133BMSCはCD133を発現しなかったが,CD146に対して一様に陽性であった。CD146は最近,HMEを移動できる自己再生骨幹細胞を識別できると言われているエピトープである。CD133BMSCはレンチウイルスにより遺伝的に付加されて,拡大され,皮下移植されるHA/TCP/フィブリン構築物に植えつけられた。60日後,CD133BMSCはヒト骨細胞,骨芽細胞,脂肪細胞および細網細胞を産生し,ネズミの造血を支えた。レンチウイルスを形質導入されないCD133BMSCもHMEを形成した。ヒト表皮繊維芽細胞を植え付けた対照構築物は結合組織を作ったが,HMEは作らなかった。これらの結果,CD133発現はHME生成可能なBMSCを誘導する天然ヒト骨髄幹/前駆細胞を識別すると指摘した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  細胞・組織培養法 

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