文献
J-GLOBAL ID:201002218501918111   整理番号:10A0635479

簡便で高精度な地下水の蛍光染料濃度測定法の提案-ボーリング調査における信頼性の高い地化学データ取得のために-

著者 (3件):
資料名:
号: N09026  ページ: 20P  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: F0804D  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
放射性廃棄物処分においてボーリング孔を用いて地下水の地化学的特性を評価する場合,採水資料への掘削水の混合率を把握する必要がある。本研究では,この混合率を求めるためのトレーサーとして用いられる蛍光染料の濃度測定に適したpH緩衝液を選定し,これを用いた簡便で高精度な蛍光染料定量法を提案した。研究結果をまとめると以下の通りである。1)トレーサーとしての使用例が多い4種類の蛍光染料では水溶液のpHを8~10とすることで安定した蛍光強度が得られた。2)地下水の蛍光染料濃度測定に用いる緩衝液としては0.05Mホウ砂水溶液が選定された。3)選定した緩衝液を用いることで標準液と地下水試料のpHを簡便に調整でき,高精度な蛍光染料の定量が可能であることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
放射性廃棄物  ,  土木地質学・水文地質学一般 
引用文献 (29件):
  • 浅森浩一、石丸恒存、岩月輝希 (2002): 日本列島における火山周辺の酸性地下水分布、サイクル機構技報、No.15、pp. 103-111.
  • 池田幸喜、鶴田忠彦、松岡稔幸、彌榮英樹、藪内聡 (2005): 広域地下水流動研究におけるボーリング調査 (DH-14 号孔) 結果速報、JNc-TN7430 2005-001.
  • 石川清、目崎吉彦、鈴木秀雄、甲斐昌宣、渡部椒、藤盛誠二、石川潤一 (1999): 正馬様洞用地における試錐調査 (MIU-2号孔) 報告書、JNC-TJ7420 99-016.
  • 魚住直己、村上真也、大石保政、河村秀紀 (2005): 超深地層研究所計画における試錐調査 (MIZ-1 号孔)、JNC-TJ7440 2005-091.
  • 尾西明生、窪田亮、川西繁、棚瀬充史、井ヶ田徳行 (1999): 広域地下水流動研究における試錐調査 (その2)(DH-9号孔)、JNC-TJ7440 98-002.
もっと見る

前のページに戻る