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J-GLOBAL ID:201002218534749048   整理番号:10A1606184

哺乳類のIVB群ホスホリパーゼA2(cPLA2β)の接触面での動力学と結合特性および他のcPLA2アイソフォームとの比較

Interfacial Kinetic and Binding Properties of Mammalian Group IVB Phospholipase A2 (cPLA2β) and Comparison with the Other cPLA2 Isoforms
著者 (7件):
資料名:
巻: 285  号: 46  ページ: 36100-36111  発行年: 2010年11月12日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マウス細胞質(IV群)ホスホリパーゼA2(cPLA2s)ファミリーの組換蛋白質を用いて,接触面での反応動力学とin vitroでの基質結合特性を調べた。ホスファチジルコリン小胞に対するマウスcPLA2βの作用は,アニオンホスホイノシチドとカルジオリピンで活性化したが,カルジオリピンが存在するときにだけCa2+を必要とした。この活性化パターンはアニオン性リン脂質とCa2+のcPLA2βとC2ドメインの小胞への接触面での結合に対する効果により説明できた。Ca2+に依存したcPLA2βのカルジオリピン含有小胞への結合にはC2ドメインのCa2+に結合する表面ループ付近に塩基性残基が必要であったが,ホスホイノシチド含有小胞への結合には特異的な塩基性残基クラスターは必要なかった。ヒトcPLA2δもCa2+とカルジオリピンにより接触面での結合と活性が増大し,哺乳類のcPLA2sの全セットであるリソホスファターゼ,ホスホリパーゼA1,ホスホリパーゼA2の活性レベルはアイソフォームによって大きく異なり,ヒトcPLA2δは比較的高いホスホリパーゼA1を有した。cPLA2ファミリーの全メンバー阻害剤とそのアナログに対する感受性より,強力で選択的な阻害剤をスクリーニングした。
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分類 (1件):
分類
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酵素一般 

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