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J-GLOBAL ID:201002218802972413   整理番号:10A1153465

帯水層物質中におけるイソブタノールおよびエタノールの嫌気性生物分解とBTEX生物分解へのそれらの相対的な効果

Anaerobic biodegradation of iso-butanol and ethanol and their relative effects on BTEX biodegradation in aquifer materials
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 1111-1117  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生物学的に生産されたイソブタノールは今やガソリン混合物の添加物としてみなされるようになってきている。地下水帯水層において可能性がある環境中のその動態を評価するために,実験室内ミクロコズム研究を実施して,さまざまに嫌気性(硝酸還元,硫酸還元およびメタン生成)条件のもとでのイソブタノールの生物分解の評価をした。また,ベンゼン,トルエン,エチルベンゼンおよび総キシレン(BTEX)の生物分解へのイソブタノールの影響も評価した。そして,イソブタノールの代わりにエタノールを用いて作成したミクロコズムの評価をして,比較の基準とした。イソブタノールは研究した全ての条件で生物分解されて,観測された見かけの一次反応速度定数はほぼ0.2/日(硝酸還元)からほぼ0.02d/日(硫酸還元)の範囲であった。イソブタノールはいつもBTEX化合物と同等か,またはそれよりも短い時間枠内に分解された。イソ酪酸および微量なイソブチルアルデヒドが過渡的な中間体として確認されて,そして,これらの化合物の両方ともがその後,実験の時間枠内に分解された。イソブタノールとエタノールはメタン生成条件では同じ時間枠に生物分解された。硫酸還元条件のもとでは,イソブタノールの生物分解は,初めはエタノールよりもゆっくりと進行し,続いて,エタノールについて観測された速度よりも速い速度にまで上昇した。この観測(結果)は,おそらくイソブタノール分解性細菌の増殖が原因であった。一般に,イソブタノールは研究した嫌気性条件のもとでのBTEXの生物分解に対してエタノールよりも少ない悪影響を示した。一部の事例では,イソブタノールの添加によってTEXの生物分解速度が速くなった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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環境衛生,公害対策一般  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (5件):
物質索引
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