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J-GLOBAL ID：201002218824999080   整理番号：10A0978734

水由来ウラン曝露によりゼブラダニオ(Danio rerio)において誘発された鰓,筋肉及び生殖腺組織に及ぼす超微細構造的影響

Ultrastructural effects on gill, muscle, and gonadal tissues induced in zebrafish (Danio rerio) by a waterborne uranium exposure

著者 (5件)： BARILLET Sabrina (Lab. of Radioecology and Ecotoxicology, IRSN (Institute for Radiological Protection and Nuclear Safety) ...) ,  LARNO Valerie (Lab. of Radioecology and Ecotoxicology, IRSN (Institute for Radiological Protection and Nuclear Safety) ...) ,  FLORIANI Magali (Lab. of Radioecology and Ecotoxicology, IRSN (Institute for Radiological Protection and Nuclear Safety) ...) ,  DEVAUX Alain (INRA, EFPA Dep., 54280, Champenoux and Environmental Sci. Lab., ENTPE, 69518 Vaulx en Velin cedex, FRA) ,  ADAM-GUILLERMIN Christelle (Lab. of Radioecology and Ecotoxicology, IRSN (Institute for Radiological Protection and Nuclear Safety) ...)
資料名： Aquatic Toxicology  (Aquatic Toxicology)
巻： 100  号： 3  ページ： 295-302  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： B0823B  ISSN： 0166-445X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゼブラダニオ(Danio rerio)の成魚について水由来ウラン曝露後の鰓,筋肉及び生殖腺組織に誘発された組織病理学的影響を評価するために実験を行った。組織病理学は,水中生物における生体異物を介した影響の検出ならびに評価のための1手段としてしばしば利用されるが,魚におけるウラン曝露の組織病理学的影響の調査に専念した研究はほとんどない。結果から,鰓組織構造が著しく破壊されていることが分かった。主要な症状は,2次層板上皮の変化(広範囲の浮腫から剥離まで),塩類細胞の過形成及び柱状細胞系の破壊であった。筋肉の組織にも影響が及んだ。筋原線維の筋板模様の変性及び分裂,筋肉内のミトコンドリアの異常局在ならびに筋線維内鞘の変化を認めた。生殖腺組織内の精子の形態学的変化もまた注目された。本研究は,ウラン曝露が魚において多様な組織学的損傷を誘発することを示したもので,ウランが水系を汚染したときの環境問題を支持するものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ゼブラフィッシュ ,  *水質汚濁 ,  *ウラン ,  ウラニル化合物 ,  硝酸塩 ,  曝露試験 ,  鰓 ,  筋肉 ,  生殖腺 ,  *病理学 ,  浮腫 ,  剥離 ,  上皮組織 ,  細胞 ,  増生 ,  筋原線維 ,  ミトコンドリア ,  精子
準シソーラス用語： *ゼブラダニオ ,  *Danio rerio ,  硝酸ウラニル ,  *超微細構造 ,  *組織病理学 ,  塩類細胞 ,  過形成

分類 (3件)： 水質汚濁一般  (SB02010U) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (11件)： 水 ,  ウラン ,  曝露 ,  ゼブラダニオ ,  Danio ,  誘発 ,  鰓 ,  筋肉 ,  生殖腺 ,  組織 ,  超微細構造