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J-GLOBAL ID：201002218864886831   整理番号：10A0759601

有機薄膜太陽電池のしくみと高効率化に向けたナノカーボン材料の活用

著者 (1件)： 梅山有和 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 58  号： 7  ページ： 308-309  発行年： 2010年07月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 材料が安価で作製が容易であることから次世代エネルギーデバイスの候補である有機薄膜太陽電池のしくみとエネルギー変換効率の高効率化に向けたナノカーボン材料の活用を紹介する。有機薄膜太陽電池は電子ドナー有機材料と電子アクセプタ有機材料の接合により形成される光活性層を電極ではさんだ構造を有し,電子ドナーが光を吸収し,励起子を形成することから始まり最後に外部回路に電流が取り出される発電原理に基づく。電子アクセプタとしてナノカーボンの1つであるフラーレンが用いられ,電子ドナーであるポリチオフェンとフラーレンの複合薄膜に熱をかけてバルクヘテロ接合構造を構築ことで現在エネルギー変換効率は5~6%に達している。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  クラスタ分子 ,  炭素 ,  エネルギー変換効率 ,  ドナー ,  アクセプタ ,  ドナー-アクセプタ対 ,  *フラーレン ,  *ポリチオフェン ,  光電流 ,  グラファイト ,  グラフェン
準シソーラス用語： *有機薄膜太陽電池 ,  ナノカーボン ,  光電変換効率

分類 (1件)： 太陽電池  (NC03084O)

引用文献 (2件)：

• 有機薄膜太陽電池の高効率化と耐久性向上. 2009
• 梅山有和. 有機薄膜太陽電池の最新技術. 2009, II, 131

タイトルに関連する用語 (4件)： 有機薄膜太陽電池 ,  高効率化 ,  カーボン材料 ,  活用