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J-GLOBAL ID：201002218904913497   整理番号：10A0226632

ワンポット反応により直鎖および環状ジペプチドを与えるためのペプチド結合形成の触媒に対し遺伝子工学で作られたトランスアミノペプチダーゼ,アミノリシン-S

Engineered transaminopeptidase, aminolysin-S for catalysis of peptide bond formation to give linear and cyclic dipeptides by one-pot reaction

著者 (7件)： USUKI Hirokazu (Res. Inst. Biological Sci.(RIBS), Okayama, Okayama, JPN) ,  UESUGI Yoshiko (Res. Inst. Biological Sci.(RIBS), Okayama, Okayama, JPN) ,  UESUGI Yoshiko (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ARIMA Jiro (Fac. Agriculture Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  YAMAMOTO Yukihiro (Res. Inst. Biological Sci.(RIBS), Okayama, Okayama, JPN) ,  IWABUCHI Masaki (Res. Inst. Biological Sci.(RIBS), Okayama, Okayama, JPN) ,  HATANAKA Tadashi (Res. Inst. Biological Sci.(RIBS), Okayama, Okayama, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 46  号： 4  ページ： 580-582  発行年： 2010年01月28日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジペプチドおよび環状ジペプチドを含むその類似物は,生物学的活性化合物の特異的で魅力的グループである。本報告では,多様なジペプチドおよび環状ジペプチドの酵素的合成法を与えた。SerからCysへの触媒的部位指向性変異誘発を用いて,放線菌類からの新規ファミリーS9アミノペプチダーゼをトランスアミノペプチダーゼに遺伝子工学的に変えた。バイオ触媒アミノリシン-Sは,ワンポット反応により直鎖および環状ジペプチドを作ることができた。アシルドナー基質としてアミノ酸のエステル誘導体の存在なしでペプチドは作られなかったので,その反応機構は加水分解の逆反応ではなくアミノ分解と解釈された。

シソーラス用語： *ジペプチド ,  *ペプチド結合 ,  *アミノペプチダーゼ ,  *リシン ,  ワンポット合成 ,  シクロペプチド ,  触媒 ,  遺伝子操作 ,  生物活性 ,  酵素的合成 ,  変異誘発 ,  バイオ触媒 ,  アシル基 ,  アミノ酸 ,  反応機構 ,  加水分解 ,  アミノリシス ,  脂肪族アミン ,  チオール ,  脂肪族カルボン酸 ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン ,  脂肪族アルコール ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  遺伝子工学 ,  放線菌綱 ,  微生物 ,  細菌
準シソーラス用語： 放線菌類 ,  アミノ分解 ,  環状ペプチド ,  生物学的活性

分類 (3件)： 化学合成  (EB03030J) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (2件)： システイン ,  セリン

タイトルに関連する用語 (7件)： ワンポット反応 ,  環状ジペプチド ,  ペプチド結合 ,  触媒 ,  遺伝子工学 ,  トランス ,  アミノペプチダーゼ