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J-GLOBAL ID:201002218929354840   整理番号:10A0319679

担子菌Phanerochaete chrysosporium由来の担子菌16Aグリコシンターゼ変異体を用いた環状β-グルカンの合成

Synthesis of Cyclic β-Glucan Using Laminarinase 16A Glycosynthase Mutant from the Basidiomycete Phanerochaete chrysosporium
著者 (14件):
資料名:
巻: 132  号:ページ: 1724-1730  発行年: 2010年02月10日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Phanerochaete chrysosporiumのラミナリナーゼ16A(Lam16A)の1,3(4)-β-D-グルカナーゼの変異体E115Sを用いた環状β-グルカンの合成について検討した。Lam16A E115Sに結合したリガンドのX線結晶学スクリーニングにより,ラミナリヘプタオース(L7)はLam16A E115Sの触媒クレフトの両側を占めている還元末端および非還元末端に結合することが分かった。α-ラミナリヘプタオシルフルオリド(αL7F)と複合体を形成したLam16A E115SのX線構造により,αL7F自身に対する求核攻撃の機構が明らかになった。Lam16A E115SがαL7Fと反応すると主として環状のβ-1,3-ヘプタグルカンで得られることが質量分析法により明らかになり,珍しいβ-1,3-結合と還元末端の不在がNMRにより示された。環状のラミナリヘプタオース分子は完全には平面ではないこと,グリコシド結合のねじれ角は2つのエネルギーの間で変動することが,分子動力学シミュレーションにより示された。以上より,単一のオリゴ糖の還元末端および非還元末端に結合するグリコシンターゼと,同酵素による環状β-グルカンの合成が初めて示された。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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