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J-GLOBAL ID:201002219027998296   整理番号:10A0960794

「つくばチャレンジ」-自律移動ロボットで公道走行に挑戦する-測域センサとジャイロを用いたステアリング型ロボットの自律走行

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資料名:
巻: 49  号:ページ: 624-627  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: F0131A  ISSN: 0453-4662  CODEN: KESEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,2009年度のつくばチャレンジで用いたロボットCIMS☆09のシステム構成,および,走行アルゴリズムについて述べる.このロボットは前輪に反射シールを貼り付け,光センサで回転数で計測することで走行距離を算出する.ロボットの向きを検出するために光ファイバジャイロを取り付けている。ロボットの走行距離と向きがわかれば,ジャイロオドメトリによって,ロボットの自己位置が推定できるようになる.ロボットの進むべき目標角が決定されたとしても,その方向には障害物が存在し,走行できない可能性がある。そこで,水平に取り付けた測域センサによって,ロボットが走行可能な領域を調べ,走行する方向を決定する。本稿では走行アルゴリズムとして,場所に応じて3つのルールを切り替えて実行することにした.すなわち,障害物の多い所では,障害物に沿う走行,障害物の少ない所では,目標角優先走行,路面と芝生の境界などでは境界に沿う走行である。最終的には,走行距離679m(走行時間24分)の場所において,植え込みにロボットが進んでしまい,ロボットによる緊急停止となった.植え込みに向かっていってしまった原因は,走行距離の誤差が予想以上に蓄積してしまい,予定よりも早く曲がるよう目標角を与えていたからだと思われる.
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分類 (1件):
分類
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ロボットの運動・制御 
引用文献 (3件):
  • 大島章. 移動ロボットによる測域センサを用いたセンサベーストナビゲーション. 第8回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会, 2007. 2007
  • 大川一也. ステアリング型ロボットによる屋外自律走行システム-測域センサとジャイロに基づく走行アルゴリズム-. 第10回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会, 2009. 2009, 60-61
  • 山口智也. 移動ロボットによる測域センサを用いた歩道路の自律的追従走行. 第9回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会, 2008. 2008, 345-346

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