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J-GLOBAL ID:201002219112177986   整理番号:10A0511884

制御化金属ナノ粒子合成のためのエンジニアリング高分子

Engineered Polymer for Controlled Metal Nanoparticle Synthesis
著者 (7件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 2181-2183  発行年: 2010年04月13日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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狭いサイズ分布を有する金属ナノ粒子は触媒,情報貯蔵,オプトエレクトロニクスおよびセンサを含む多種の用途に有用である。従来の沈殿,沈着あるいはイオン交換のような方法と異なり,ミセル,逆ミセル,微小エマルジョン,デンドリマーあるいは機能性高分子および樹脂のような限定空間に金属前躯体を封じる最近の手法に言及し,それらの中で機能性高分子としてポリシロキサン誘導体の有用性を報告した。サイズの調整は前躯体濃度あるいは配位子密度で行うが,メチルヒドロシロキサンから由来される,ヒドリド(還元性),シラノールおよびシアノプロピル基(配位形成)を含む直鎖状の設計シロキサンオリゴマーを用いたPdナノ粒子の製作法を報告した。市販ポリメチルヒドロシロキサンをPd(dba)3触媒によって水で酸化してSiHをSiOH基に変換させたシロキサン(II)に,更にシラノール基にシアノプロピル基を導入したシロキサン(III)を作製した。1H NMRおよび29Si NMRによって官能基分析を行った。IIおよびIIIシロキサンオリゴマーを用いてPd粒子をPd(OAc)2から作製した。この方法によって独立に,nmスケールの金属粒子および充填率を制御できることを示した。
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分類 (2件):
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無機重合体  ,  触媒の調製 
物質索引 (3件):
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