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J-GLOBAL ID：201002219270857935   整理番号：10A0832697

バイオガス生産を高めるための発酵バイオ繊維の機械・水熱・化学・酵素処理の比較研究

Comparative study of mechanical, hydrothermal, chemical and enzymatic treatments of digested biofibers to improve biogas production

著者 (4件)： BRUNI Emiliano (Dep. of Environmental Engineering, Technical Univ. of Denmark, Building 113, 2800 Kgs. Lyngby, DNK) ,  BRUNI Emiliano (Process Dev., Xergi A/S, Hermesvej 1, 9530 Stovring, DNK) ,  JENSEN Anders Peter (Process Dev., Xergi A/S, Hermesvej 1, 9530 Stovring, DNK) ,  ANGELIDAKI Irini (Dep. of Environmental Engineering, Technical Univ. of Denmark, Building 113, 2800 Kgs. Lyngby, DNK)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 101  号： 22  ページ： 8713-8717  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 糞のような有機廃棄物はバイオガス生産のための重要な資源である。糞の生分解性は,然しながら,それが含むバイオ繊維の難分解性により限界がある。発酵させた糞中のバイオ繊維のバイオガス生産能を高めるために,著者たちは,物理処理(製粉)・化学処理(CaO)・生物学的処理(酵素及び一部嫌気性の微生物による変換)・触媒(H₃PO₄,または,NaOH)による蒸気処理・触媒による生物学的処理と蒸気処理の組合せ(蒸気・触媒処理したバイオ繊維をラッカーゼ酵素処理する)を研究した。著者たちは,最大のメタン収量の増加を化学処理により達成し,それは,無処理のバイオ繊維と比べて66%高いメタン生産をもたらした。NaOHによる蒸気処理と次の酵素処理の組合せは,メタン収量を34%高めた。最適な処理を選択するためには,余分なバイオガス生産としての獲得エネルギーに対する必要エネルギー量,並びに,化学物質,または,酵素の費用を考慮に入れる必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *家畜糞尿処理 ,  *バイオガス ,  バイオマス ,  繊維 ,  リグノセルロース ,  加水分解 ,  酵素的分解 ,  熱処理 ,  触媒 ,  リン酸 ,  水酸化ナトリウム ,  *前処理 ,  アルカン
準シソーラス用語： 水熱処理

分類 (3件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  気体燃料の製造  (YE02030F)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (7件)： バイオガス生産 ,  発酵 ,  繊維 ,  水 ,  化学 ,  酵素 ,  研究