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J-GLOBAL ID:201002219272592858   整理番号:10A0165625

二重鎖RNA依存性蛋白質キナーゼは病原体検知とストレスおよび代謝恒常性を結びつける

Double-Stranded RNA-Dependent Protein Kinase Links Pathogen Sensing with Stress and Metabolic Homeostasis
著者 (9件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 338-348  発行年: 2010年02月05日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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慢性炎症は肥満症の特徴であるため,栄養検知経路および病原体検知経路を統合する経路はインシュリン耐性,2型糖尿病,その他の慢性代謝病理の機序を理解する際に非常に興味深い。本稿で著者らは,二重鎖RNA依存性蛋白質キナーゼ(PKR)が栄養シグナルならびに小胞体(ER)ストレスに応答することができ,インシュリン活性や代謝を制御するc-Jun N末端キナーゼ(JNK)など他の重要な炎症性キナーゼの活性を調節することができるという証拠を示している。PKRもインシュリン受容体基質を直接標的として修飾するため,栄養分とインシュリン活性を限られた病原体応答系と統合する。食事性肥満および遺伝的肥満は脂肪組織と肝組織におけるPKRの著しい活性化を特徴とし,PKRがない場合,マウスにおける栄養分またはエネルギーの過剰を原因とする代謝悪化が軽減される。これらの所見は,PKRが栄養分と細胞小器官機能不全に応答する炎症性複合体の必須成分であることを実証するものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  外来物質の代謝と生体内変換  ,  酵素一般 

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