文献
J-GLOBAL ID:201002219293680749   整理番号:10A0238273

Fe-18Cr合金の局部腐食挙動におよぼすMnの影響

Effects of Mn on the localized corrosion behavior of Fe-18Cr alloys
著者 (2件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 3421-3427  発行年: 2010年03月30日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Fe-18Cr-xMn(x=0,6,12)合金の局部腐食,陽極溶解挙動,および再不動態化速度におよぼすMnの影響をマイクロ電気化学電池を用いた時あるいは用いない時の動電位試験,電気化学インピーダンススペクトロスコピー(EIS),および迅速引っ掻き電極テストにより試験した。Fe-18Cr合金へのMnの添加は局在腐食への抵抗を小さくして,また正の方向での活性領域の拡大により,著しく不動態性を低下させる。合金の局在腐食の抵抗の減少は,先ず,孔食の開始サイトとして働くMn-含有酸化物の数とサイズの増大に起因する。Mn添加によって,不動態膜の特有の保護性もまた著しく低下し,Mn含有酸化物の有害な影響でさえ,完全に除去されることをマイクロ電気化学試験を使用して示した。Mnは鉄の吸着中間体の活性を増大,あるいは,別の溶解行程として働く第二の中間種(おそらく,マンガンの吸着中間体)の生成によって,金属の溶解反応を容易にする。さらに,Mn添加は酸性溶液中でCr吸着種の活性を減少させて不動態化プロセスを抑制するように見え,このために,再不動態化速度は合金中のMn量と共に,著しく低下する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電極過程  ,  腐食基礎理論,腐食試験  ,  固-液界面 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る