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J-GLOBAL ID：201002219328765017   整理番号：10A1124324

確率尤度を用いた3次元形状モデル投影型背景分離方式

Robust Background Subtraction Method Based on 3D-Model Projection with Likelihoods

著者 (4件)： 三功浩嗣 (KDDI研究所) ,  石川彰夫 (KDDI研究所) ,  内藤整 (KDDI研究所) ,  酒澤茂之 (KDDI研究所)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 64  号： 11  ページ： 1685-1697  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多視点画像から高精度三次元形状モデル(3DSM)を復元するため,各被写体シルエットの抽出精度の改善に着目し,各視点における背景分離とボクセル空間内の視覚的ハル(VH)の復元を統一的に扱う尤度-利用3DSM投影型背景分離方式を提案した。この手法は,視点単位では前景か背景かの判断を行わずに尤度を計算し,多視点画像情報を融合したボクセル中間点で最終的な二値化を行う。また,復元したVHの各視点への投影像に対し,空間内の幾何情報を考慮した欠損にロバストな後処理を行い,VHの復元を高精度化する。自由視点画像の合成に有効であった。

シソーラス用語： *画像合成 ,  バックグラウンド ,  投影法【図法】 ,  画像復元 ,  ボクセル ,  ロバスト性 ,  三次元モデル
準シソーラス用語： シルエット ,  ハル ,  形状モデル ,  視体積交差法 ,  *自由視点画像 ,  多視点画像 ,  背景差分 ,  尤度

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (14件)：

• 石川彰夫. ウォークスルーを実現するための自由視点映像合成方式. 信学論, D. 2009, J92, 6, 854-867
• KANADE, T. Virtualized reality : Constructing virtual worlds from real scenes. IEEE Multimedia. 1997, 4, 1, 34-37
• INAMOTO, N. Virtual Viewpoint Replay for a Soccer Match by View Interporation From Multiple Cameras. IEEE trans. Multimedia. 2007, 9, 6, 1155-1166
• LAURENTINI, A. How far 3d shapes can be understood from 2d silhouettes. IEEE trans. Pattern Analysis and Machine Intelligence. 1995, 17, 2, 188-195
• 松山隆司. 照明変化に頑健な背景差分. 信学論, D-2. 2001, J84, 10, 2201-2211

タイトルに関連する用語 (6件)： 確率 ,  尤度 ,  3次元形状 ,  モデル ,  投影 ,  背景