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J-GLOBAL ID:201002219341838120   整理番号:10A0745186

線維芽細胞成長因子2-FGF受容体複合体の特異的相互作用部位由来のペプチドは受容体活性化とシグナル伝達を誘導する

Peptides derived from specific interaction sites of the fibroblast growth factor 2 - FGF receptor complexes induce receptor activation and signaling
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 74-86  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,FGF2とFGFR1との相互作用の構造解析に基づいてデザインした3種のペプチド,カノフィン類を用いて,FGF2-FGFR1の各種結合の生理的インパクトを調べた。カノフィンは受容体と認識リガンドとの相互作用を模倣する効果を示し,FGF2の樹状突起形成効果及び細胞保護効果を保有していた。表面プラズモン共鳴法で,カノフィンはFGR1と結合し,受容体活性化を促進することも分かった。しかし,FGF2誘導の受容体リン酸化はカノフィンにより阻害され,カノフィンはFGFRの部分アゴニストであることも分かった。更にカノフィンは小脳顆粒ニューロンからの樹状突起伸張を引き起こし,この効果は,FGFR活性化に依存していることも分かった。又,カノフィンはアポトーシスを引き起こしつつある小脳顆粒細胞の生存を促進する神経保護因子としての特性を有することも分かった。これらから著者等は,カノフィンは,FGF2がFGFRに結合する特異的相互作用部位の効果を反映しており,この相互作用の分子機構の解析に有用であると結論した。
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分類 (3件):
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中枢神経系  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
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