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J-GLOBAL ID:201002219419574419   整理番号:10A0859824

種々のMarcus領域中の電子移動を経由した共有結合N結合カルバゾールによるチミン二量体またはオキセタン単位の光増感分割

Photosensitized Splitting of Thymine Dimer or Oxetane Unit by a Covalently N-Linked Carbazole via Electron Transfer in Different Marcus Regions
著者 (2件):
資料名:
巻: 114  号: 30  ページ: 9827-9832  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多くの類似性が二分類酵素間にあるが,シクロブタンホトリアーゼと(6-4)ホトリアーゼはある種の重要な差をもつ。太陽光の紫外線成分が誘起したDNA中二種の主要損傷シクロブタン型ピリミジン二量体とピリミジン(6-4)ピリミドン付加体((6-4)光産物)は成長遅延,変異誘発及び殺のような紫外線が生物に及ぼす有害効果に係わっている。(6~4)ホトリアーゼに対する均一高効率(0.7~0.8)と低修復効率(0.05~0.1)によりそれらの修復量子収率に最も顕著な差がある。顕著な差を理解するため,二分類のモデル化合物,リンカとしてジメチレンまたはトリメチレン基を有する共有結合N結合二量体カルバゾール-チミン(1)とカルバゾール/インドール-チミンオキセタン(2と3)化合物を調製した。光照射のもとで,モデル化合物の二量体またはオキセタン単位を増感し,分子内電子移動を経由して励起状態カルバゾールが分割した。モデル化合物中二量体とオキセタン単位の分割反応は溶媒に大きく依存した。シクロヘキサンまたはTHFのような非極性溶媒では,遊離カルバゾールに対してモデル化合物のカルバゾール部分の蛍光消光は観測されず,分割は起こらなかった。極性溶媒では,両分類の化合物は分割量子効率に二種類の逆溶媒効果を示した。一方は二量体モデル系に対して量子効率と溶媒の極性間に逆関係,他方はオキセタンモデル系に対して正規の関係を示した。Marcus理論と熱力学データを基にして,異なるMarcus領域中の分割過程における逆電子移動から二種類の逆溶媒効果を合理化した。二分類モデル化合物の修復溶媒挙動から,二分類ホトリアーゼに対する修復効率の主要差に幾つかの洞察を得た。
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分類 (1件):
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核酸一般 
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