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J-GLOBAL ID：201002219523262658   整理番号：10A0163057

ピロロキノリンキノンはcAMP応答要素結合蛋白質リン酸化及びPGC-1α発現増強を介してミトコンドリア新生を促進する

Pyrroloquinoline Quinone Stimulates Mitochondrial Biogenesis through cAMP Response Element-binding Protein Phosphorylation and Increased PGC-1α Expression

著者 (6件)： CHOWANADISAI Winyoo (Univ. California, Davis) ,  BAUERLY Kathryn A. (Univ. California, Davis) ,  TCHAPARIAN Eskouhie (Amgen, Inc., South San Francisco) ,  WONG Alice (Univ. California, California) ,  CORTOPASSI Gino A. (Univ. California, California) ,  RUCKER Robert B. (Univ. California, Davis)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 1  ページ： 142-152  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスHepa1-6細胞を用い,補酵素ピロロキノリンキノン(PQQ)のPPARγコアクチベーターPGC-1α関連経路との相互作用を解析した。PQQはチトクロームcオキシダーゼ活性の増強,ミトコンドリア含量の増加などに寄与しさらに核呼吸因子(NRF1,NRF2及び関連遺伝子)活性化を誘導した。またPGC-1αプロモーター活性化及び発現の促進,CREBのSer133のリン酸化の促進にも寄与した。PQQ仲介ミトコンドリア発生にはPGC-1α及びCREBが必要で,PGC-1αの発現にはCREBが必要であった。PQQ仲介コハク酸デヒドロゲナーゼ活性の誘導はCREB及びPGC-1αに依存し,自己酸化によるものではなかった。

シソーラス用語： *補酵素 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  形態形成 ,  エネルギー代謝 ,  アップレギュレーション ,  *PPAR【受容体】 ,  CRE結合タンパク質 ,  *ミトコンドリア遺伝子 ,  キノン ,  脂環式化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  共役ジエン ,  ポリカルボン酸 ,  Hepa1-6細胞 ,  PGC-1α ,  シグナル伝達
準シソーラス用語： 細胞情報伝達

分類 (2件)： 補酵素  (EB09020O) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (1件)： 補酵素PQQ

タイトルに関連する用語 (9件)： ピロロキノリンキノン ,  cAMP ,  応答要素 ,  蛋白質リン酸化 ,  PGC-1α ,  発現 ,  増強 ,  ミトコンドリア ,  促進