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J-GLOBAL ID：201002219558266699   整理番号：10A0351149

グランド面上に敷設された導線から発生する放射電磁界低減方法に関する考察

著者 (3件)： 井手口健 (東海大 産業工) ,  高橋裕平 (東海大 産業工) ,  緒方将 (東海大 産業工)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J93-B  号： 4  ページ： 725-729  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： グランド面上に敷設された導線から発生する放射電磁界を低減する手法を,2本の伝送線路間の結合理論を用いて導出した電流分布とそれに基づく電磁界計算により考察した。その結果,併設導線の抵抗を著しく大きくし,かつ併設導線とグランド間の静電容量を大きくすると,導線-グランド間に発生する定在波電流を抑圧でき,定在波電流が発生する周波数で見られる大きな放射電磁界が抑圧できることを明らかにした。この結果は抵抗皮膜シートをグランド面上の導線に接近させた場合に得られる放射電磁界低減特性と類似している。(著者抄録)

シソーラス用語： *電磁波放射 ,  *雑音低減 ,  *伝送線路 ,  接地装置 ,  皮膜 ,  有限差分時間領域法
準シソーラス用語： 抵抗皮膜 ,  FDTD解析

分類 (1件)： 雑音一般  (ND04010J)

引用文献 (3件)：

• 井手口健, 長縄拓也, “アース面上に敷設された導線を伝搬するノイズの有効電力低減方法に関する考察,”信学論 (B), vol. J89-B, no.11, pp. 2151-2154, Nov.2006.
• 小林夏雄, 通信線路伝送理論, pp. 141-146, 電子通信学会, 1971.
• 安達三郎, 電磁波工学, pp. 34-43, コロナ社, 1987.

タイトルに関連する用語 (5件)： グランド ,  敷設 ,  導線 ,  放射 ,  電磁界