文献

J-GLOBAL ID：201002219612368567   整理番号：10A0296022

米麦二毛作地域における飼料イネ生産の経営的評価

著者 (2件)： 大石亘 (中央農業総合研究セ) ,  千田雅之 (中央農業総合研究セ)
資料名： 関東東海農業経営研究  (Kanto Tokai Journal of Farm Management)
号： 100  ページ： 121-126  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： L7564A  ISSN： 1342-3118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料イネの生産と利用に対する助成金などの措置がなされている。また,飼料イネの品種,栽培等の技術開発により作業適期の拡大,収量や品質の向上がなされてきた。これらの要因が飼料イネ生産や耕種経営に及ぼす経済効果を定量的に分析した。営農経営モデルは水田面積規模で8haと16haとし,収穫機として従来のフレール型と新開発の細断型の利用を比較した。飼料イネの作付面積を増やす細断型収穫機の利用は,その購入費用を考慮しても経済効果があると考えられた。

シソーラス用語： イネ ,  *飼料作物 ,  農業経営 ,  二毛作 ,  作付体系 ,  経済効果 ,  収穫機 ,  経済性
準シソーラス用語： 飼料イネ

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

引用文献 (8件)：

• 棚田光雄・恒川磯雄 (2004) 中国地域における飼料用稲の生産・利用、近畿中国四国農研農業経営研究、7、4-7.
• 畑原昌明ほか (2005) 二毛作地帯に飼料イネを導入した耕畜連携による高収益水田生産システム、中央農業総合研究センター経営研究、56、77-87.
• 土田志郎 (2008) 耕種経営における飼料イネWCS生産の現状と定着条件、中央農業総合研究センター・北陸センター、稲発酵粗飼料・大麦生産利用技術マニュアル、10、1-5.
• 中嶋直美・森拓也・弓野功 (2009) 受託組織を核とする飼料イネ生産の定着条件、地域農業確立総合研究「関東地域における飼料イネの資源循環型生産・利用システムの確立」最終報告書・研究報告編、353-360.
• 鈴木一好 (2009) 多湿水田地帯における飼料イネ生産・受託組織収穫・肉牛利用システム、前掲最終報告書・耕畜連携営農モデル編、45-57.

タイトルに関連する用語 (7件)： 米 ,  麦 ,  二毛作 ,  地域 ,  飼料イネ ,  経営 ,  評価