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J-GLOBAL ID：201002219714335493   整理番号：10A0843706

Mg₄Nb₂O₉の焼結挙動およびマイクロ波誘電特性のFe₂O₃添加による改善

Improvements in the sintering behavior and microwave dielectric properties of Mg₄Nb₂O₉ by adding Fe₂O₃

著者 (3件)： HUANG Cheng-Liang (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  YANG Wen-Ruei (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  CHEN Yu-Ruei (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 495  号： 1  ページ： L5-L7  発行年： 2010年04月09日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mg₄Nb₂O₉セラミックの焼結挙動および誘電特性に対する0.5~1wt%のFe₂O₃添加の影響について調べた。1210~1360°C/4hの焼結により得たセラミックの微細構造はMg₄Nb₂O₉相およびMg₅Nb₄O₁₅相の混合であった。Fe₂O₃の添加によりMg₄Nb₂O₉セラミックの焼結温度は低下し(1240°Cまで),Q×f値は上昇した。1270°C焼結により作製した0.75wt%Fe₂O₃をドープしたMg₄Nb₂O₉セラミックは誘電定数(ε_r)=13.46,Q×f値=280,000GHzおよび共振周波数の温度係数(τ_f)=-62ppm/°Cを示した。これはFe₂O₃をドープしないMg₄Nb₂O₉セラミックと比較して,誘電損失の40%以上の低減,より高い誘電定数を示し,同程度の共振周波数の温度係数を保った。このセラミツクはマイクロ波誘電損失が極端に低いことを求められる応用分野に対する有望な候補材料である。

シソーラス用語： *マグネシウム化合物 ,  ニオブ酸塩 ,  *エレクトロセラミック ,  *焼結性 ,  Q値 ,  酸化鉄 ,  誘電率 ,  共振周波数 ,  温度係数 ,  *誘電損失 ,  *誘電材料 ,  微細構造 ,  相組成
準シソーラス用語： *マイクロ波誘電材料

分類 (2件)： 誘電体一般  (BM05010F) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 焼結 ,  挙動 ,  マイクロ波誘電特性 ,  Fe2O3