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J-GLOBAL ID：201002219741412572   整理番号：10A0886693

最新の土壌・地下水浄化技術 1)モエジマシダを利用したファイトレメディエーション

著者 (3件)： 北島信行 (フジタ) ,  野口俊太郎 (フジタ) ,  近藤敏仁 (フジタ)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 9  号： 9  ページ： 28-32  発行年： 2010年09月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： モエジマシダが持つヒ素の超集積能と汚染浄化用植物としての大きな可能性が報告されている。(株)フジタでは,モエジマシダの浄化能力の評価を実施するため,ファイトレメディエーションの計画・実施フロー(ポット栽培試験,土壌分析,必要株数の算定,プラグ苗,耕運,施肥,除草,潅水・排水,刈り取り作業)の概要を説明した。そして適用事例を写真とともに紹介した。2010年時点で,6季目の継続実施中である。5月中旬に植え付けを行い,11月下旬から12月中旬にかけて刈り取り日を設定している。植物体の分析結果から,モエジマシダによるヒ素除去量として実施面積100m²に対して52g-Asという数値が得られた。このファイトレメディエーションは,研究開発から実用化のフェーズに移りつつある。

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  *ヒ素 ,  集積 ,  *土壌浄化 ,  *ファイトレメディエーション ,  *イノモトソウ科 ,  栽培試験 ,  土壌分析 ,  セル成型苗 ,  連続性 ,  応用研究 ,  数値 ,  作業 ,  重金属汚染
準シソーラス用語： *モエジマシダ ,  除去量 ,  農作業

分類 (3件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  環境衛生,公害対策一般  (SC01000F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 土壌 ,  地下水浄化 ,  モエジマシダ ,  ファイトレメディエーション