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J-GLOBAL ID：201002219742588097   整理番号：10A0880330

骨移植用に気孔率勾配を有する生体活性ガラスセラミック足場の実現可能性および仕立て方

Feasibility and Tailoring of Bioactive Glass-ceramic Scaffolds with Gradient of Porosity for Bone Grafting

著者 (3件)： VITALE-BROVARONE Chiara (Politecnico di Torino, Torino, ITA) ,  BAINO Francesco (Politecnico di Torino, Torino, ITA) ,  VERNE Enrica (Politecnico di Torino, Torino, ITA)
資料名： Journal of Biomaterials Applications  (Journal of Biomaterials Applications)
巻： 24  号： 8  ページ： 693-712  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： T0291A  ISSN： 0885-3282  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本検討では,骨移植用に傾斜機能のガラスセラミック足場の実現可能性を,異なる加工方法を使って試験した。特にスポンジ複製,ポリエチレン(PE)燃焼,およびくすりがけ技法を試料調製用に採用した。海綿状骨の気孔率勾配を模倣し,そして小柱/皮質骨システムを再生することができる足場を成功裏に産生した。得られた試料は,天然海綿状骨かまたは海綿状-皮質骨システムのどちらかに匹敵する構造,形態,および機械的強度を示しており,調製用に用いた方法に依存していた。加えて,その足場は優れた生物活性性質を特徴としていた。提案した加工方法は効率的で再現可能であった。多くの潜在的な生物医学的応用が,小さく広範な骨部分または荷重支持骨部位に於ける両方の置換用の移植片等の,濃度勾配のあるガラスセラミック足場を使って開発できるに違いなかった。特に,加工の容易さが,特定の骨手術目的に従って,幅広い複雑形状を加工可能にするであろう。外側に緻密層が存在することが,その柱構造の破損を避けて,ねじで人工移植片を固定するためにも役に立つことができた。

シソーラス用語： バイオセラミック ,  医療用ガラス ,  *ガラスセラミック ,  *傾斜機能材料 ,  *基質 ,  培地 ,  *骨移植 ,  空隙率 ,  勾配 ,  *骨 ,  *模倣 ,  *多孔質体 ,  実現可能性 ,  ポリエチレン ,  発泡プラスチック ,  複製 ,  焼却 ,  くすり掛け ,  海綿状組織 ,  再生 ,  生物活性 ,  移植片 ,  外面 ,  緻密化 ,  被覆層 ,  破損 ,  防止 ,  固定 ,  皮質骨
準シソーラス用語： 気孔率 ,  骨組織 ,  生体活性ガラス ,  *足場【移植】

分類 (4件)： ガラスの製造  (YC02020O) ,  非金属材料へのセラミック被覆  (YC02040K) ,  発泡成形  (YH04070U) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 骨移植 ,  気孔率 ,  勾配 ,  生体活性ガラス ,  セラミック ,  足場 ,  実現可能性