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J-GLOBAL ID:201002219801798556   整理番号:10A1140209

M13ファージワクチンの免疫学的基礎:MyD88とTLR9シグナリング下での調節

Immunological basis of M13 phage vaccine: Regulation under MyD88 and TLR9 signaling
著者 (5件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 19-22  発行年: 2010年11月05日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペプチドディスプレーバクテリオファージは,ミモトープ特異的抗体反応を誘導し,バクテリオファージワクチンとしてのファージディスプレーライブラリーの新しい応用を示す。燐酸緩衝化生理食塩水中のM13ファージの腹腔内投与により誘導した,マウスにおけるM13ファージに対する抗体反応を検討した。ここでは,初めて,マウスが,強いIgG抗体反応,特に一時反応でもIgG2b,IgG2cとIgG3サブクラス反応を示すことを明らかにした。2番目に,一次反応でのIgG生産は,完全にMyD88シグナリングに依存した。これら反応は,野生型マウスと比べTLR2-,TLR4-とTLR7-欠損マウスで,ほぼ同じであったが,僅かに弱く,この増強効果が可能性のあるLPS混入にはよらないことを示した。3番目に,一次IgG1反応が野生型マウスでは検出されないが,著しいIgG1反応が,TLR9-欠損マウスで誘導され,TLR9経路が調節として機能するが,単純なシグナリングカスケードの増強ではなく,更に,増強IgG1反応がM13ファージに由来する一本鎖DNAのアジュバンド効果にはよらないことを示した。このように,TLR調節を含む先天性免疫が,M13ファージワクチンデザインに重要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生化学 

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