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J-GLOBAL ID：201002219870034835   整理番号：10A0772130

IPルーチング簡素化のための光クロスコネクトを用いた連携ノード構成法

Configuration Method of Cooperative Node Sets using Optical Cross-Connects for Simple IP Routing

著者 (2件)： 多田憲司 (大阪府大 大学院工学研究科) ,  戸出英樹 (大阪府大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 95(PN2010 1-11)  ページ： 13-18  発行年： 2010年06月17日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,世界的にインターネットの利用者が急増している。また,動画配信などの大容量コンテンツ配信の拡大により,IPネットワークにおけるトラヒックは爆発的に増加している。トラヒック量の増大に対応するための技術として,光ネットワークが注目されている。特に光WDM技術の発展により,ネットワークのリンクは,高速大容量化の一途をたどっている。一方,トラヒックの増加に伴うリンクの高速大容量化に加え,ユビキタス環境の進展に伴うネットワークの広域化に起因して,ルータノードにおけるIPレベルでのルーチング処理が増加する傾向にある。特に,ルーチングテーブルサイズの巨大化や経路選択処理の複雑化が懸念される。また,経路長の増加に伴うネットワーク遅延などQoS保証の問題も顕在化する。そこで本研究では,電気信号に変換することなく光信号のままスイッチングを行う光クロスコネクトルータを適応的に取り入れて,地理的に広範囲に及ぶノード機能を仮想的に実現することにより,IPレベルでのルーチング処理の低減を図る新たなネットワークアーキテクチャを提案し,有効性の評価を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  WDM【信号】 ,  クロスコネクト ,  *光通信 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  ルータ【通信】 ,  パケット交換 ,  経路選定 ,  遺伝的アルゴリズム ,  計算機アルゴリズム ,  最適化 ,  CPU時間 ,  通信操作
準シソーラス用語： ホップ数 ,  光クロスコネクト ,  光パケット交換 ,  光ルータ ,  *新世代ネットワーク ,  貪欲法

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  光通信方式・機器  (ND10000B)

引用文献 (7件)：

• RAMASWAMI, RAJIV. OPTICAL NETWORKS. 1998
• TANENBAUM ANDREW, S. Computer Networks. 2002
• MOY, John T. Anatomy of an Internet Routing Protocol. 2003
• KLEINROCK, L. Hierarchical Routing for Large Networks : Performance Evaluation and Optimization. Computer Networks. 1977
• FARREL, A. A Path Computation Element (PCE)-Based Architecture. Network Working Group Request for Comments : 4655

タイトルに関連する用語 (6件)： IP ,  ルーチング ,  簡素化 ,  光クロスコネクト ,  連携 ,  ノード