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J-GLOBAL ID:201002219937788554   整理番号:10A0286168

マントルウェッジかんらん岩の沈み込み:三波川変成帯中の東赤石超苦鉄質岩体からの証拠

Subduction of mantle wedge peridotites: Evidence from the Higashi-akaishi ultramafic body in the Sanbagawa metamorphic belt
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 192-207  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0485A  ISSN: 1038-4871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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南西日本,三波川変成帯中の東赤石ざくろ石含有超苦鉄質岩体は,海洋タイプ超高圧変成作用の希な例を代表する。2km×5kmの岩体は主として単斜輝石に富む岩石のレンズを有する無水ダナイトで構成されている。バルク岩石の組成及びスピネル,かんらん石,及び単斜輝石の鉱物化学は,かんらん石卓越岩石は残留マントルかんらん岩であり,単斜輝石に富む岩石は沈み込み関連メルトのキュームレイトであることを示唆する。このように,東赤石超苦鉄質岩体はマントルウェッジ,最もありそうなのは前弧上部マントルの内部に起源を有している。それはその後マントル流によって三波川沈み込みチャネル中に取り込まれ100km以上の深度まで高圧変成作用をうけた。異常な高温条件及び強マントル流が沈み込み発達の最初の段階の条件を反映し,そして三波川帯が形成を始めた白亜紀の時代にはアジア大陸の北東部中のアセノスフェアマントルの大量湧昇及び東方への流動によって維持されたと考えられる。
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分類 (1件):
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構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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