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J-GLOBAL ID：201002219940131205   整理番号：10A0268736

細菌性酸化マンガン

Bacteriogenic Manganese Oxides

著者 (4件)： SPIRO Thomas G. (Univ. Washington, Washington) ,  BARGAR John R. (Stanford Synchrotron Radiation Lightsource, California) ,  SPOSITO Garrison (Univ. California, California) ,  TEBO Bradley M. (Oregon Health & Sci. Univ., Oregon)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 43  号： 1  ページ： 2-9  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌性酸化マンガンの構造,反応性,酸化機構を解説した。細菌性Mn(II)酸化産物は歪んだスピネル構造のハウスマンナイト,水和層状Mn(IV)酸化物,γ-MnOOH(マンガナイト,トンネルタイプMn(III)酸化物),γ-MnO₂(ヌスタイト,トンネルタイプMn(IV)酸化物)の存在を示し,新鮮沈殿細菌性Mn(IV)酸化物上に吸着したMn(II)の自己酸化から生じると示唆した。六方晶のビメッサイトの膜構造を示し,三重角占有及び二重端占有Mn空隙部位によるPb(II)吸着構造も示した。細菌におけるMn(II)からMn(III)への酸化機構では多重銅オキシダーゼ(MCO)による1電子酸化過程,Mn(III)からMnO₂への酸化機構ではMCOによって触媒され,単核Mn(IV)を生成することを示した。多核Mn(IV)錯体の形成ではMn(III)からの酸化と不均化による過程を示した。

シソーラス用語： *細菌 ,  *酸化マンガン ,  *反応性 ,  スピネル型結晶 ,  マンガン鉱物 ,  自動酸化 ,  *酸化 ,  多核錯体 ,  不均化 ,  マンガン錯体 ,  結晶構造 ,  X線吸収分光法 ,  オキシダーゼ ,  シデロホア ,  一電子酸化 ,  バシラス属 ,  スピネル型構造 ,  水マンガン鉱 ,  *微生物 ,  芽胞形成菌
準シソーラス用語： 桿菌属 ,  スピネル構造 ,  マンガナイト

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 細菌 ,  酸化マンガン