文献
J-GLOBAL ID:201002219950797546   整理番号:10A0247449

マラリアを媒介するAnopheles gambiaeの匂い受容

Odorant reception in the malaria mosquito Anopheles gambiae
著者 (5件):
資料名:
巻: 464  号: 7285  ページ: 66-71  発行年: 2010年03月04日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ハマダラカの一種Anopheles gambiaeは,サハラ以南のアフリカにおける主要なマラリア媒介動物である。この蚊は主に嗅覚によってヒト宿主の位置を突き止めるが,この過程の分子基盤についてはほとんどわかっていない。本論文では,Anopheles gambiaeの嗅覚受容体(AgOr)レパートリーの機能的な特徴を明らかにする。ヒトの匂いの構成要素に強く反応し,ヒトの存在を認識する過程で機能する可能性のある受容体が同定された。これらの受容体の一部は応答の幅が狭く調整されており,また,いくつかの重要な臭気物質が,1つあるいは少数の受容体のみから強力な反応を誘導することから,こうした受容体がヒト宿主探索行動に特化した伝達手段として重要な役割をもつことが示唆される。Anopheles gambiae受容体のこのような解析から,キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)の類似する匂い受容体レパートリーとの比較が可能になる。これら2つの種で,匂い物質は,それぞれの生態学的な必要性に一致するように異なるやり方でコードされていることがわかった。我々のAnopheles gambiae匂い受容体レパートリーの解析は,マラリアの蔓延防止対策の有用な標的となりそうなものを明らかにしている。Copyright Nature Publishing Group 2010
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の感覚 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る