抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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世界で原子力発電の大規模な建設を計画している国は,日本・米国などの原子力先進国,中国・インドなどの原子力先進国,ベトナム・アラブ首長国連邦などの原子力発電新規導入国の,3カテゴリーに分けられる。新規導入国の場合,原子力関係の法律と制度の整備,推進・規制機関の設立,人材育成,インフラの整備など,原子力発電を支える基盤整備から協力していく必要がある。原子力発電所の完成後も,運転・保守・核燃料供給への支援など,かなりの期間にわたって協力が必要になる可能性がある。つまり新規導入国に対しては,原子力発電所という「ハードウェア」と,運転・保守のノウハウという「ソフトウェア」をセットとして提供する必要がある。このことから,原子炉メーカーなど1企業では対応しきれず,メーカーと電力会社,または官民を挙げた「オールジャパン」体制で臨む必要が出てくる。