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J-GLOBAL ID：201002220073796850   整理番号：10A0443859

種々の幅のMgB₂薄膜の樹状なだれの微視的調査

Microscopic Study of Dendritic Avalanches in MgB₂ Thin Films of Various Widths

著者 (6件)： LEE Jae-Yeap (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Hyun-Sook (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  LEE Hu-Jong (Pohang Univ. Sci. and Technol., Pohang, KOR) ,  CHOI Eun-Mi (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR) ,  KANG Won-Nam (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR) ,  LEE Sung-Ik (Sogang Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 79  号： 4  ページ： 044712.1-044712.4  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 樹状崩壊の特徴を理解するため,3mm[長さL]×w[幅](w=0.2から1.6mm)の矩形形状を取る8個の組のMgB2薄膜を調製した(この試料は,w<Lのようない,長手方向の長さまでとしてある)。温度4Kにおいて,35mTより低い印加磁場下で,疎分布したいくつかの第一樹状パターンの磁気-光学画像(MOIS)を撮像した。本測定の特徴は,下記の通りである。(1)枝の本数,及び,その面積は,幅wの増加に従って,増加すること,(2)試料の縁部における跳び前後の磁束密度(CFD)の変化は,幅wの増加につれて増加すること,(3)いくつかの第一形態の樹枝の印加磁束は,幅wの増加につれて減少すること,(4)幅wに関係なく,試料縁部における実際の初期浸透磁束密度は,約20mTであること,更に,(5)MOIから得た臨界電流密度は,全ての試料について,略同じであり,これは,Beanの臨界モデルが,極めて上手く機能することを示唆している。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ホウ化物 ,  *マグネシウム化合物 ,  *超伝導薄膜 ,  *渦 ,  *ツリー構造 ,  磁気光学効果 ,  磁束密度 ,  *磁束ジャンプ ,  レーザ蒸着 ,  蒸着膜
準シソーラス用語： ホウ化マグネシウム ,  磁気渦

分類 (1件)： その他の超伝導体の物性  (BM04025Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： MgB2 ,  薄膜 ,  なだれ ,  調査