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J-GLOBAL ID：201002220080641233   整理番号：10A1146038

ザ・サルベージ 環境救助 深海からの有害物質回収技術完成に向けて

著者 (1件)： 大久保次郎 (日本サルベージ)
資料名： 海運  (Kaiun)
号： 998  ページ： 14-17  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： G0113A  ISSN： 0022-7803  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成19年12月末,濃硝酸を満載したケミカルタンカ(1700GT)が出港直後に沖合いで沈没した。約68mの海底に横倒しになり軟泥に埋り込む形で着底した。乗組員1名は救助されたが,残り14名は行方不明のままであった。ここでは,環境救助となる沈没船からの積荷の濃硝酸および燃料油の回収作業について記述した。回収装置としてノルウェーの会社が所有している「ROLS」およびイタリアの会社と提携して開発・作製した「CRU」を用い,多目的作業台船「正国」を母船とした。「ROLS」での作業法は,目標の沈船体のタンクを開孔し,その開孔部よりタンク内の燃料油または積荷のケミカル等を「ROLS」自体に内蔵されたポンプで抜き取る。

シソーラス用語： *サルベージ ,  深海 ,  *有害物質 ,  回収 ,  防護服 ,  *海洋汚濁 ,  *燃料油 ,  作業者 ,  *海難救助 ,  船舶 ,  *ケミカルタンカ ,  *硝酸 ,  作業船
準シソーラス用語： 沈没船

分類 (2件)： その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境 ,  救助 ,  深海 ,  有害物質