文献
J-GLOBAL ID:201002220117271369   整理番号:10A0135996

La0.7Ca0.3MnO3の光伝導に関する有力な起源

Possible origin of photoconductivity in La0.7Ca0.3MnO3
著者 (3件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 023709  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: C0266A  ISSN: 0021-8979  CODEN: JAPIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
光に曝された亜マンガン酸塩における伝導度の変化に関する起源を明らかにするために,パルスレーザ蒸着法によって合成したLa0.7Ca0.3MnO3薄膜のFermi準位近傍の状態密度に対するフォトンエネルギーの効果を研究した。この目的のために,Indus-1シンクロトロン放射光のCSRビームライン(BL-2)を用いて,光電子分光測定を行った。エネルギーが40~60eVのフォトンを用いて,室温における価電子帯スペクトルを測定した。その結果,光照射によってFermi準位近傍における状態密度が大幅に変化することが分かった。この変化は,Mnの3p準位とMnの3d準位の間の共鳴によって最大56eVにまで達することが判明した。得られた結果は,深いMnの3p準位からMnの3d-eg準位への電子移動の確率がMnの3d-t2g準位への確率よりも大きいことを示唆している。深いMn準位からMnの3d-eg準位への電子移動によって,Fermi準位近傍の状態密度が修正されるだけでなく,Mn+3のJahn-Tellerイオンの存在によって電子-格子結合が修正されるために電子移動度も変化すると考えられる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光伝導,光起電力  ,  電子分光スペクトル 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る