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J-GLOBAL ID:201002220263087375   整理番号:10A1043755

半水石膏・石炭灰・高炉セメントB種を用いた安定処理土中のフッ素・六価クロム・ホウ素の不溶化 -廃石膏ボードのリサイクル化-

Solidification technology for fluorine, hexavalent chromium and boron in stabilized soil containing bassanite, coal ash and portland blast-furnace (B) cement - Recycling of waste plasterboard -
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 449-461 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: U0044A  ISSN: 1880-6341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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廃石膏ボードは,建築物や家屋の解体に伴う副産物として多量に排出されている。この廃石膏ボードを建設材料として有効利用できれば,廃石膏ボードの処理問題や建設産業における天然資源の枯渇問題が解決されていく可能性がある。本研究で対象とした半水石膏は,廃石膏ボードから得られる二水石膏を130°C以上に加熱することにより生産され,水を加えると固まる性質を有しているため,地盤改良材としての利用が期待されている。しかしながら,石膏に含まれているフッ素の溶出量が土壌の環境基準を上回る場合があるため,フッ素の溶出や流出を物理的および化学的に抑制させることが必要不可欠となる。そこで本研究では,フッ素の溶出を抑制するため,筆者らがこれまで対象とした高炉セメントB種に加え石炭灰を新たなアルミナ源として補足添加し,石炭灰添加に伴うエトリンガイト生成量の変化を検討している。その結果,土壌の安定処理材として少量の高炉セメントB種に加え石炭灰をさらに添加することによって石膏からのフッ素溶出濃度はさらに減少することが明らかとなった。また,ホウ素や六価クロムの溶出濃度も土壌の環境基準を満足していた。この主要因としては,石炭灰添加に伴うエトリンガイト生成量の増加が挙げられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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廃棄物処理  ,  地盤改良,土質安定処理 
引用文献 (22件):

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