抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2枚の平行な白金にはさまれた水滴の表面と白金との間の接触角の温度依存性を分子動力学を用いて解析した。水のモデルにはSPC/Eを,壁面/水間ポテンシャルにはZhuとPhilpottによって提案されたものを用いた。その結果,静止接触角は温度の上昇とともに小さくなった。また,動的接触角の接触線速度に対する感度は温度が高いときの方が低くなった。壁面近傍の流体の構造化は温度の上昇とともに緩和されていたため,粘性の低下とこの構造の緩和が上記動的接触角の感度の低下をもたらしたものと考えられる。(著者抄録)