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J-GLOBAL ID：201002220279007312   整理番号：10A0693762

正浸透の濃度分極の実験研究とモデル化

Experimental studies and modeling on concentration polarization in forward osmosis

著者 (6件)： QIN Jian-Jun (Public Utilities Board, Singapore, SGP) ,  CHEN Sijie (Nanyang Technological Univ., Singapore, SGP) ,  OO Maung Htun (Public Utilities Board, Singapore, SGP) ,  KEKRE Kiran A. (Public Utilities Board, Singapore, SGP) ,  CORNELISSEN Emile R. (KWR-Watercycle Res. Inst., Nieuwegein, NLD) ,  RUIKEN Chris J. (Waternet, Amsterdam, NLD)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 61  号： 11  ページ： 2897-2904  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 逆浸透(RO)膜の洗浄用等で注目されてきた正浸透(FO)の濃度分極(CP)は,膜の活性層を支持する多孔質層で生じる希薄内部CP(DICP)と,供給液に面した膜の活性層面で生じる濃縮外部CP(CECP)が存在している。このDICPとCECPそれぞれの透過流束への影響を,モデル化とパイロット試験で明らかにする研究を行った。非対称平膜を用いて,供給液に飲料水,抽出液にNaCl/MgSO₄を用いた実験を行った。前報で誘導したCPの理論モデルを用いた結果は,0.5MのNaClを抽出液に用いた場合,DICPが透過流束低下の99.9%に寄与していることを示した。DICPとCECPを組合せたモデル結果は実験結果とよく一致し,このモデルを用いて抽出液の選定や透過流束の予測ができることを示した。

シソーラス用語： *濃度勾配 ,  分極 ,  用水処理 ,  飲用水 ,  *逆浸透 ,  活性層 ,  多孔質体 ,  モデリング ,  パイロット試験 ,  非対称性 ,  塩化ナトリウム ,  硫酸マグネシウム ,  透過流束 ,  予測モデル ,  抽出液
準シソーラス用語： *正浸透 ,  *濃度分極

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  用水の物理的処理  (SC02030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 正浸透 ,  濃度分極 ,  実験 ,  研究 ,  モデル化