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J-GLOBAL ID：201002220386455301   整理番号：10A1753504

エタノールに適用した炭素13SNIF-NMRによる植物起源糖特性づけの改良

Improved Characterization of the Botanical Origin of Sugar by Carbon-13 SNIF-NMR Applied to Ethanol

著者 (9件)： THOMAS Freddy (EUROFINS, Nantes, FRA) ,  RANDET Celia (EUROFINS, Nantes, FRA) ,  GILBERT Alexis (Univ. Nantes, Nantes, FRA) ,  SILVESTRE Virginie (Univ. Nantes, Nantes, FRA) ,  JAMIN Eric (EUROFINS, Nantes, FRA) ,  AKOKA Serge (Univ. Nantes, Nantes, FRA) ,  REMAUD Gerald (Univ. Nantes, Nantes, FRA) ,  SEGEBARTH Nicolas (Joint Res. Centre, European Commission, Ispra, ITA) ,  GUILLOU Claude (Joint Res. Centre, European Commission, Ispra, ITA)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 22  ページ： 11580-11585  発行年： 2010年11月24日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今までは,C4代謝植物(サトウキビ,トウモロコシ)由来の糖とベンケイソウ型酸代謝植物(パイナップル,リュウゼツラン属)由来の糖を識別することができなかった。定量的同位体炭素13NMR法の進歩により,糖の発酵あるいはアルコールの蒸留で生じるエタノールの同位体存在比質量分析(IRMS)による炭素同位体比(¹³C/¹²C)および²H-位置特異的天然同位体分別NMR(SNIF-NMR)による部位特異的重水素比を用いて,果汁および蒸留酒への糖添加の検出が可能となった。SNIF-NMRを用いた,パイナップルおよびAgaveの糖に由来するエタノールの位置的な炭素13/炭素12比の分析手法を提示した。パイナップルジュースでは,主な偽和物であるサトウキビおよびトウモロコシ糖の検出に有効な手段であった。テキーラでは,多量のサトウキビあるいはトウモロコシ糖を用いた違法の製品から,100%Agaveテキーラおよびミストテキーラを明確に識別できた。

シソーラス用語： パイナップル ,  果実飲料 ,  リュウゼツラン属 ,  蒸留酒 ,  偽和 ,  *炭水化物 ,  *炭素13NMR ,  質量分析 ,  同位体存在比 ,  同位体分別 ,  食品検査 ,  食品分析 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *糖 ,  同位体存在比質量分析 ,  炭素同位体比 ,  テキーラ

分類 (3件)： 食品の検査・取締り  (FJ01054G) ,  果実飲料,加工飲料  (FJ06020S) ,  酒類一般  (FK04021Y)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： エタノール ,  NMR ,  植物起源 ,  特性づけ