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J-GLOBAL ID：201002220510543460   整理番号：10A0694055

人工生体工学組織のCARSおよびSHG顕微鏡法

CARS and SHG microscopy of artificial, bioengineered tissues

著者 (5件)： ENEJDER Annika (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE) ,  BRACKMANN Christian (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE) ,  DAHLBERG Jan-Olof (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE) ,  VRANA Engin (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE) ,  GATENHOLM Paul (Chalmers Univ. Technol., Goeteborg, SWE)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 7569  ページ： 756906.1-756906.9  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然組織に類似した機能化人工生体組織(FAT)を開発するために,CARS(コヒーレント反Stokes-Raman散乱)およびSHG(第二高調波発生)顕微鏡法の同時利用を試みた。このFATはセルロース繊維(CF)の足場に平滑筋細胞(SMC)を集積させたものであり,CARSおよびSHG顕微鏡法を用いることで,その成長過程における三次元構造の可視情報を標識付けなしに得ることができる。SHGはCFを,CARSはSMCを探索し,それらのオーバレイ画像が両者の直接相互作用を明らかにする。顕微鏡観察の結果,SMCは培養初日に細胞粘着被覆なしにCFに付着し,続く28日以内に外因性因子なしにSMCがセルロース足場上で容易に増殖し分化することが分かった。また,SHG信号から15日後には細胞外マトリックス成分としてのコラーゲン線維の生成も観察された。これらの結果は開発したFATの様々な生物学的環境への生体適合性を実証している。

シソーラス用語： *光学顕微鏡法 ,  *コヒーレント反Stokes Raman散乱 ,  *第二高調波発生 ,  *生体モデル ,  *セルロース繊維 ,  *平滑筋細胞 ,  同時計測 ,  成長段階 ,  立体構造 ,  可視化 ,  顕微鏡観察 ,  細胞増殖 ,  細胞分化 ,  コラーゲン線維 ,  生体適合性

分類 (4件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  筋骨格系・皮膚モデル  (EL02040R) ,  光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 人工 ,  生体工学 ,  組織 ,  CARS ,  SHG顕微鏡