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J-GLOBAL ID：201002220612187455   整理番号：10A1339488

トンボ型前後2枚羽ばたき翼の空力干渉効果について

Flow Interaction Between the Fore- and Hindwings of a Dragonfly

著者 (3件)： 永井弘人 (日本文理大 工) ,  藤本達見 (日本文理大 工) ,  西晃広 (JALエンジニアリング)
資料名： 日本文理大学紀要  (Bulletin of Nippon Bunri University)
巻： 38  号： 2  ページ： 1-9  発行年： 2010年10月30日 
JST資料番号： X0302A  ISSN： 0287-3036  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンボは前後の翅を独立に動かして昆虫の中でも優れた飛行性能を示す。本研究ではトンボ型羽ばたき翼を模擬したスケールモデルを水中で羽ばたかせて,非定常流体力と流れ場を計測した。トンボの翅の3次元運動のフラッピング角,フェザリング角を示し,運動の表示を定めた。拡大スケールモデルは,スパン長250mm,コード長50mm,厚み2mmのアルミ製である。スケールモデルと昆虫の相似則を満たすようにReynolds数,無次元振動数を定めた。流体力は翼根元のひずみゲージにより,流れ場はPIVにより測定した。前後翼の位相差を変化させて非定常流体力を測定し,平均抗力係数,揚力係数を求め図示し,位相差の影響を明らかにした。PIV測定による結果から翼周りの渦度場を3次元的に示し,その変化を明らかにした。

シソーラス用語： *空力干渉 ,  *トンボ類 ,  飛翔器官 ,  *フラッピング ,  Reynolds数 ,  粒子画像流速測定 ,  非定常流 ,  抗力係数 ,  揚力係数 ,  渦度
準シソーラス用語： *羽ばたき翼 ,  翅 ,  *フェザーリング ,  位相差

分類 (1件)： その他の飛しょう体の力学的事項  (QK02070H)

タイトルに関連する用語 (4件)： トンボ ,  羽ばたき翼 ,  空力 ,  干渉効果