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J-GLOBAL ID:201002220638885061   整理番号:10A0003286

ASR劣化構造物に適用されて20年以上経過した無機系複合表面処理材の性能について

著者 (3件):
資料名:
巻:ページ: 343-348  発行年: 2009年10月30日 
JST資料番号: L6941A  ISSN: 1346-7492  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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シラン系含浸材と柔軟形ポリマーセメント系表面被覆材の複層仕様で構成される無機系表面処理材(本材料)はアルカリ骨材反応(ASR)により劣化したコンクリート構造物の補修材として開発された。これが大阪府下の生コン工場のコンクリート塀に施工されて20年以上が経過した。この塀に対して以下の調査を行った。1)外観変状の目視調査,2)構造物表面に埋め込んだポイントを用いた1年間にわたる長さ変化測定,3)構造物から採取したコアを用いての粗骨材の岩種の判定,ASR残存膨張量の測定,含有塩分量,水溶アルカリ量の分析,4)コアの圧縮強度,静弾性係数の測定。この結果,本材料の長期的な性能は以下のようにまとめられる。1)表面被覆材上に軽微なひび割れが観察されたが,良好な外観を維持している。2)1年間の長さ変化測定の結果,ほとんどASR膨張を示さなかった。3)コアの残存膨張量は約2000μで潜在的にASR膨張量が残存していた。4)コンクリート中の塩分は0-2cmの表層からの溶出と2cm以上のさらに深いところへの移動が認められた。5)静弾性係数は圧縮強度から推定される値に対して約半分に低下していた。
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建築物の維持・管理 
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