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J-GLOBAL ID:201002220693796680   整理番号:10A1321866

侵入植物ハニーサックル(スイカズラ)の根絶による宿主動態の変化で,ダニ媒介疾患の危険が減少する

Invasive honeysuckle eradication reduces tick-borne disease risk by altering host dynamics
著者 (12件):
資料名:
巻: 107  号: 43  ページ: 18523-18527  発行年: 2010年10月26日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報で,北アメリカに拡大した侵入性植物Lonicera maackii(ハナヒョウタンボク)が,ヒトのAmblyomma americanum(ローンスターダニ)媒介エーリキア症にさらされる危険性を増大させていることを証明する。ミズーリ地方セントルイスでの大規模な観察研究から,突出したダニ宿主であり病原菌保有宿主であるオジロジカ(Odocoileus virginianus)がハニーサックル侵入地域を頻繁に利用していることを観察した。この居住嗜好はハニーサックル侵入地域が隣の非侵入地域に比べて病原菌感染ダニの極めて多いことと結び付けられた。ハニーサックルの実験的除去を用いてこの生物機構を確実にし,このことはシカの活動や感染ダニ数の減少,並びにシカから離れることに比例したダニの血粉変化となって現れた。これらの結果,疾患の危険性がハニーサックル根絶により減少できるかもしれないと結論し,生物的侵入への対処法がヒトの健康に対する生物媒介疾患の危惧を改善する助けになると推定した。
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分類 (2件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  異種生物間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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