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J-GLOBAL ID：201002220703365143   整理番号：10A0774872

コロイド状ポリアニリンナノ粒子の窒素-含有炭素類似物質への炭化

The carbonization of colloidal polyaniline nanoparticles to nitrogen-containing carbon analogues

著者 (5件)： STEJSKAL Jaroslav (Inst. of Macromolecular Chemistry, Acad. of Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  TRCHOVA Miroslava (Inst. of Macromolecular Chemistry, Acad. of Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  HROMADKOVA Jirina (Inst. of Macromolecular Chemistry, Acad. of Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  KOVAROVA Jana (Inst. of Macromolecular Chemistry, Acad. of Sci. Czech Republic, Prague, CZE) ,  KALENDOVA Andrea (Univ. Pardubice, Pardubice, CZE)
資料名： Polymer International  (Polymer International)
巻： 59  号： 7  ページ： 875-878  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0918A  ISSN： 0959-8103  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コロイド状ポリアニリン(PANI)ナノ粒子のモルフォロジーの似た窒素-含有炭素質類似物質への転化について報告した。ポリビニルピロリドン又はシリカナノ粒子で安定化したPANI粒子を窒素雰囲気下650°Cで3時間炭化すると,それぞれ比表面積が増大し(200又は205m²/g),一方電気伝導率が低下した(8.3×10^-7又は1.9×10^-10S/cm)窒素含有炭素質材料が得られた。試料の元の粒状ナノ構造は,炭化後も保存されていた。炭素/窒素原子比は,7.2及び7.9であった。これらは空気中500°Cまで安定であり,市販の多層カーボンナノチューブに匹敵する。これらは,新しい種類のナノ構造化炭素として,高い導電率が要求されず,従来の炭素材より親水性が好まれる用途に用いられる。

シソーラス用語： *ポリアニリン ,  コロイド ,  *ナノ粒子 ,  *炭化 ,  ポリビニルピロリドン ,  導電性高分子 ,  安定剤 ,  *炭素材 ,  モルフォロジー ,  比表面積 ,  電気伝導率 ,  親水性 ,  熱安定性 ,  赤外吸収スペクトル ,  Ramanスペクトル ,  電子顕微鏡観察 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  FTIRスペクトル

分類 (3件)： 有機化合物の結晶成長  (BK13070E) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  高分子担体・触媒反応  (CG03030W)

タイトルに関連する用語 (7件)： コロイド ,  ポリアニリン ,  ナノ粒子 ,  窒素 ,  炭素 ,  類似物質 ,  炭化