文献
J-GLOBAL ID:201002220719048105   整理番号:10A0703247

キャステイング溶液中の親水性モノマーを添加剤として用いるナノポーラスポリエーテルスルフォン(PES)膜の性能と表面性状の改善

Improvement of performance and surface properties of nano-porous polyethersulfone (PES) membrane using hydrophilic monomers as additives in the casting solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 360  号: 1-2  ページ: 371-379  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
親水性モノマー,例えば,アクリル酸(AA)及び2-ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)がポリエーテルスルフォン(PES)膜の性能とモルフォロジーに及ぼす影響を研究した。膜はPES,ジメチルアセトアミド(DMAC),ポリビニルピロリドン(PVP)及びAA或いはHEMAのキャステイング溶液から浸漬沈殿により誘起された相転換を通して作成した。水(80vol%)及び2-プロパノール(IPA20vol%)の混合物をゲル化媒体として採用した。調製した膜をATR-FTIR,SEM,AFM,接触角,粘度計,限外ろ過性能,及びファウリング分析を用いてキャラクタリゼーションをした。AAとHEMAをキャステイング溶液に添加するとPES膜の親水性が改善した。モルフォロジー研究(SEM及びAFM)は膜表面,及びサブ層の細孔の平均サイズがAAとHEMAを加えた後では小さくなったことを示した。一方,表面の空孔率は増加した。未処理のPES膜表面の細孔サイズは15wt%のAAとHEMAを導入することでそれぞれ138nmから45.1及び40.6nmに減少した。実験結果は膜の純水フラックスがAAとHEMAの存在で減少したことを示した。更に,ミルク水透過とタンパク質排除がこれらの条件で改善された。最後にファウリング分析は膜がより少ないファウリング傾向を示したことを実証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ポリエーテル  ,  膜分離 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る