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J-GLOBAL ID:201002220726276040   整理番号:10A0471105

90年生ヒノキ高齢林における枝葉現存量および垂直分布

Branch and Foliage Mass and their Vertical Distribution in a 90-year-old Chamaecyparis obtusa Plantation.
著者 (4件):
資料名:
巻: 92  号:ページ: 63-71  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高齢林の成長動態を明らかにするため,比叡山延暦寺の90年生ヒノキ林において伐倒調査および樹上計測を行い,成長量に影響を与える樹冠部の枝葉量の垂直分布を非破壊的に推定した。枝葉積算量と梢端からの距離の関係に拡張アロメトリー式を適用し,その係数を胸高直径と樹高から推定する式を得た。樹冠における枝葉量の垂直分布は個体サイズの小さい個体では樹冠上側に偏り,大きな個体では下側に偏って分布していた。調査地全体の枝量および葉量はそれぞれ18.3および9.6t ha-1であった。枝量は地上高16mで最大値2.2t ha-1m-1,葉量は地上高17mで最大値1.2t ha-1m-1を示した。先行研究との比較から,ヒノキ林では高齢化に伴い,林分枝量は約72年でピークを迎え,その後緩やかに減少するが,葉量は維持されることが示唆された。一方,枝葉現存量比は林齢とともに増加することが示唆された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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測樹学 
引用文献 (42件):
  • Borghetti, M., Vendramin, G.G., and Giannini, R. (1986) Specific leaf area and leaf area index distribution in a young Douglas-fir plantation. Can. J. For. Res. 16: 1283-1288.
  • Cannell, M.G.R. (1982) World forest biomass and primary production data. 391 pp, Academic Press.
  • Chiba, Y. (1990) Plant form analysis based on the pipe model theory. I. A statical model within the crown. Ecol. Res. 5: 207-220.
  • 千葉幸弘 (2003) 地球温暖化を防止するための森林施業の意義と課題. 山林 1425: 17-24.
  • 千葉幸弘・西村 愛・右田千春 (2006) 樹形と個体サイズ分布から推定される葉群の垂直分布. 日林関東支論 57: 115-116.
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