タイでの国際協力

西田武弘

文献

J-GLOBAL ID：201002220818230047 整理番号：10A0050850

タイでの国際協力

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著者 (1件)：
資料名：
巻： 64 号： 1 ページ： 105-111 発行年： 2010年01月01日
JST資料番号： G0644A ISSN： 0009-3874 CODEN： CKNKAJ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

独立行政法人国際農林水産業研究センター(JIRCAS)の職員として派遣されたタイ王国東北部コンケンにおける家畜の飼養標準と飼料成分表に関するプロジェクト研究の概要を紹介した。東北タイは開発が最も遅れている地域で,飼養頭数10頭以下の小規模農家が多く,ブラーマン種,在来種,ホルスタイン交雑種および水牛が飼養されている。ブラーマン種去勢牛4頭による,延べ40例のエネルギー出納成績をもとに,維持に要する代謝エネルギー量を回帰分析により求めた。維持に要する代謝エネルギー要求量は476.6KJ/kgBWで,日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要するエネルギー要求量とほぼ同等であった。在来種の成長曲線と,各育成ステージにおけるエネルギー要求量についてはデータを収集中である。

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農業経済,農業経営 , 牛

引用文献 (5件)：

National Research Council. Nutrient Requirements of Beef Cattle, Seventh Revised Edition. National Academy Press. Washington, D. C.2000.
西田武弘, P. Nitipot, A. Chaokaur, K. Sommart, I. Phaowphaisal, P. pholsen, R. Narmsilee, S. Indramanee. タイ東北部における在来種去勢牛のエネルギー要求量. 国際農林水産業研究成果情報. No.14, 27-28, 2007.
西田武弘, A. Chaokaur, P. Nitipot, K. Sommart, I. Phaowphaisal, P. Pholsen, R. Narmsilee, S. Indramanee. タイにおけるブラーマン種成去勢牛の維持エネルギー要求量, 国際農林水産業研究成果情報. No.15, 13, 2008.
農林水産省農林水産技術会議事務局編. 日本飼養標準・肉用牛 (2000年版). 中央畜産会, 2000.
T. Suzuki, I. Phaowphaisal, P. Pholsen, R. Narmsilee, S. Indramanee, P. Nitipot, A. Chaokaur, K. Sommart, N. Khotprom, V. Panichpol and T. Nishida. In vivo nutritive value of Pangola grass (Digitaria Eriantha) hay by a novel indirect calorimeter with a ventilated hood in Thailand. Japan Agricultural Research Quarterly, 42(2)123-129, 2008.

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