Wnt/平面細胞極性の蛋白質チロシンキナーゼ7(PTK7)は膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼで非常に効率的に蛋白質分解される標的である  癌と胚形成での意味

GOLUBKOV Vladislav S.; CHEKANOV Alexei V.; CIEPLAK Piotr; ALESHIN Alexander E.; CHERNOV Andrei V.; ZHU Wenhong; RADICHEV Ilian A.; ZHANG Danhua; DONG P. Duc; STRONGIN Alex Y.

文献

J-GLOBAL ID：201002220904389539 整理番号：10A1606150

Wnt/平面細胞極性の蛋白質チロシンキナーゼ7(PTK7)は膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼで非常に効率的に蛋白質分解される標的である癌と胚形成での意味

The Wnt/Planar Cell Polarity Protein-tyrosine Kinase-7 (PTK7) Is a Highly Efficient Proteolytic Target of Membrane Type-1 Matrix Metalloproteinase IMPLICATIONS IN CANCER AND EMBRYOGENESIS

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資料名：
巻： 285 号： 46 ページ： 35740-35749 発行年： 2010年11月12日
JST資料番号： E0038A ISSN： 0021-9258 CODEN： JBCHA3 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

PTK7の関わるWnt/平面細胞極性(PCP)経路は正常発生と癌で細胞周囲での蛋白質分解を起こすので,その分解に関わる膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼ(MT1-MMP)によるPTK7の切断の可能性を検討した。MT1-MMPによりPTK7は第7IgドメインのPKP621↓LI配列で切断され,N末側の可溶性PTK7ドメイン(sPTK7)を生じた。癌細胞でPTK7を過剰発現するとアクチン線維が再配置して細胞移動が阻害された。ゼブラフィッシュの発生はPTK7とMMPのバランスで正常に進行した。したがって,PTK7は膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼで非常に効率的に蛋白質分解されることで癌と胚発生に関与することが示唆された。

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細胞生理一般

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Wnt/平面細胞極性の蛋白質チロシンキナーゼ7(PTK7)は膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼで非常に効率的に蛋白質分解される標的である 癌と胚形成での意味

Wnt/平面細胞極性の蛋白質チロシンキナーゼ7(PTK7)は膜1型マトリックスメタロプロテイナーゼで非常に効率的に蛋白質分解される標的である癌と胚形成での意味