文献
J-GLOBAL ID:201002220915003446   整理番号:10A0522446

色素増感太陽電池における電荷再結合と伝導帯吸収端移動に対する共吸着物質中のカチオン効果

Effect of Cations in Coadsorbate on Charge Recombination and Conduction Band Edge Movement in Dye-Sensitized Solar Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号: 15  ページ: 7190-7195  発行年: 2010年04月22日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
色素増感太陽電池(DSSC)の伝導帯(CB)シフト及び電荷再結合に対するデオキシコール酸(DCA)またはデオキシコール酸ナトリウム(DCNa)の共吸着効果について調べた(DCAとDCNaはカチオンが異なるだけ)。増感色素としてクマリン系色素NKX-2677(2-シアノ-3-[5′-(1,1,6,6-テトラメチル-10-オキソ-2,3,5,6-テトラヒドロ-1,H,4H,10H-11-オキソ-3a-アザ-ベンゾ[de]アントラセン-9-イル)-[2,2′]ビチオフェニル-5-イル]アクリル酸)を用いた。NKX-2677とDCAを共吸着するとCBは+26mVシフトした。一方,DCAの代わりにDCNaを共吸着するとCBは負側に-33mVシフトした。また,電荷再結合速度はDCAとの共吸着では1/10,DCNaとの共吸着では1/3に減少した。この減少は各々70mVと37mVの開路光電圧(Voc)の増大に対応する。DCAまたはDCNaをNKX-2677と共吸着することによって生じたCBシフトと電荷再結合減少は,結局,Vocを各々44mV(=70-26)と70mV(=37+33)だけ増大させると予測できた。この増大は実験的に求めたVopの増大(各々41mVと65mV)とよく一致した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電気化学一般  ,  太陽電池 

前のページに戻る