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J-GLOBAL ID:201002220945196974   整理番号:10A0660617

イネの成長と根の機能に及ぼす土壌温度の影響

Effects of Soil Temperature on Growth and Root Function in Rice
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 235-242 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿の目的は,イネ(OryzasativaL.cv.Koshihikari)の結実,乾物生産,光合成,非構造炭水化物(NSC),木部出液及びアブシシン酸(ABA)レベルに及ぼす後期分げつから幼穂分化(SI)期及び登熟期(SII)の間の土壌温度の影響を解明することである。イネをSI又はSII期中の4つの異なる土壌温度,即ち,17.5,25,31.5及び36.5°C(それぞれST18,ST25及びST37)に曝露した。SIの収量,収量構成要素,登熟及び品質は37°Cの高い土壌温度で否定的な影響を受けた。一方,SIIは温度処理間に特徴的な有意差は無かった。根/茎比はSIとSIIの両方でST37植物で最小であったが,これはより軽量な根重量に起因する。SIとSIIの両方において,処理開始後(DAT)7日で,光合成及び木部出液速度は土壌温度が32°Cに上昇すると僅かに増加する傾向を示した。しかしながら,21DATでは光合成速度はST37で最小を記録し,同時に拡散抵抗とSPAD値が減少した。加えて,茎のNSC濃度及び木部出液速度の減少,及び葉と木部出液におけるABAレベルの増加は21DATでST37植物に観察された。これらの結果は,出穂前の高い土壌温度は収量,子実品質及び植物成長に特に影響を及ぼすことを示唆した。土壌温度の影響の予想される機構を考察する。(翻訳著者抄録)
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