文献

J-GLOBAL ID：201002220961703541   整理番号：10A1123587

Endocan,可溶性内皮プロテオグリカン,からのコンドロイチン/デルマタン硫酸鎖の特性化と結合活性

Characterization and binding activity of the chondroitin/dermatan sulfate chain from Endocan, a soluble endothelial proteoglycan

著者 (7件)： SARRAZIN Stephane (UJF, Grenoble, FRA) ,  LYON Malcolm (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  DEAKIN Jon A (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  GUERRINI Marco (Istituto di Ricerche Chimiche e Biochimiche G., Milan, ITA) ,  LASSALLE Philippe (Inst. Pasteur de Lille, Lille, FRA) ,  DELEHEDDE Maryse (Inst. Pasteur de Lille, Lille, FRA) ,  LORTAT-JACOB Hugues (UJF, Grenoble, FRA)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 20  号： 11  ページ： 1380-1388  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然産生HUVECあるいはヒト胚腎細胞(HEK)での組換え過剰発現系から精製したEndocanのグリコサミノグリカン(GAG)鎖を特性化した。両GAG鎖は,大きさ(HUVECは15kDa,HEK-293細胞は40kDa)を除いて,多くの特性を共有していた。デルマタン硫酸(DS)特異的,IdoA含有二糖が鎖の30%を占め,ほとんどが四(35%),六(12%)および八(5%)糖ドメインにクラスター化していた。高硫酸化ΔD,ΔEおよびΔB二糖ユニットも両鎖にかなり検出され,コンドロイチン/DSの肝細胞増殖因子/散乱因子との結合活性も類似していた。構造や結合分析に十分な多量のEndocanが得られる有用な源として,HEK-293系を確立した。

シソーラス用語： *プロテオグリカン ,  グリコサミノグリカン ,  デルマタン硫酸 ,  HEK293細胞 ,  血管内皮細胞 ,  培養細胞 ,  糖鎖
準シソーラス用語： *Endocan ,  HUVEC細胞 ,  *エンドカン ,  コンドロイチン

分類 (1件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 可溶性 ,  内皮 ,  プロテオグリカン ,  コンドロイチン ,  デルマタン硫酸 ,  特性化 ,  結合活性