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J-GLOBAL ID:201002221081857104   整理番号:10A0239501

景観建築材料として人造石を準備するためのリン製錬炉産液状スラグの直接的利用

Direct utilization of liquid slag from phosphorus-smelting furnace to prepare cast stone as decorative building material
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 811-817  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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リン製錬炉から産出する大量の液状スラグの排出は,環境を深刻に脅かしている。本研究では,景観建築材料として人造石を準備するための液体スラグを直接リサイクルする新しい手法を提案し,実験的に試験した。我々の実験室実験では,76wt.%の水冷スラグを1400°Cで0.5時間再溶解し(このようにリン電気炉産出液状スラグを模擬し),次いで18wt.%の石英粉体及び6wt.%のか焼カオリナイト粘土と混練し,打設し,熱処理し,焼なまして人造石に変化する改質液状スラグに1450°Cで1時間一緒に溶かした。熱処理人造石の最適温度は,850~900°Cの範囲である。そして準備した試料は,優れた曲げ強度,耐酸性及び耐アルカリ性を示した。ESEM画像は,それらの微細構造が,XRD分析の結果によって示されるとおり非結晶質である,粒径約0.2~0.4μmの球状粒子から成ることを示した。EDSの結果,粒子における主要元素内容は,その背景部分にあるものとは異なっている。TCLP試験の結果,原スラグからの重金属は,人造石中で固化されたことが分かった。新しい技術の実用的実現可能性を,リン製錬電気炉からのフレッシュ液状スラグを直接石英及びカオリン質粘土と混練して人造石を製造する,現場実験でさらに調べた。試験の結果は,非常に安定しており実験室実験の結果と一致し,景観建築材料として人造石を製造するために液状リンスラグの材料とエネルギーの両者を直接利用するという提案した手法は,実現可能性があり,コスト効果があり環境に優しい。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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