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J-GLOBAL ID：201002221132750113   整理番号：10A0779433

最近の鍛造技術 II.鋼材の鍛造方法 2.自由鍛造,他(2)大型自由鍛造の製造事例-エネルギー産業を支える大型鍛鋼品-

著者 (1件)： 小野信市 (日本製鋼所 室蘭製作所)
資料名： 特殊鋼  (Special Steel)
巻： 59  号： 4  ページ： 29-32  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： F0349A  ISSN： 0495-7644  CODEN： TOKSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火力や原子力発電所における単機出力の大型化や基幹産業向けの鍛鋼品の巨大化ニーズを背景に,重量が50トン以上から250トンにもおよぶ超大型自由鍛造鍛鋼品が製造されている。これらの大型自由鍛造の製造技術や製品について述べた。最近の出力1,350メガワットの改良型沸騰水型原子力発電プラント用の低圧タービンロータ軸材は,鍛造打上げ胴径が約2.9m,重量は約340トンにも達する。これらの用途の超大型鋼塊の品質は製鋼工程の取鍋精錬法や流滴脱ガス法を採用した真空鋳造技術で作り込まれている。水素の迅速分析法の発展の寄与も大きい。超大型鋼塊の基本的な鍛造工程は1万トン級の巨大プレスで直接据込まれる。原子力発電プラントや石油精製プラント用超大径シェル材や原子力発電所用圧力容器などのドーム部材の鍛造技術を紹介した。最近の自由鍛造業界の大きな課題としては技術技能の伝承が顕在化している。

シソーラス用語： *発電所 ,  改変 ,  *自由鍛造 ,  *回転子 ,  とりべ製鋼 ,  脱ガス ,  プレス ,  ドーム構造 ,  圧力容器 ,  シェル構造 ,  *発電設備 ,  *鍛造品 ,  原子力発電所
準シソーラス用語： 火力発電所 ,  大型化 ,  鍛鋼品 ,  *タービンロータ ,  シェル構造物

分類 (1件)： 鍛造製品  (WC05040D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 鍛造 ,  鋼材 ,  自由鍛造 ,  大型 ,  エネルギー産業 ,  鍛鋼